令和3年住宅ローン控除の改正

2021年07月16日

 
令和3年の税制改正で、住宅ローン控除の適用期間が10年から13年になる特例の適用期間が延長されました。

 さらに、適用対象となる住宅の床面積の基準が50㎡以上から40㎡以上へと広さの基準が引き下げられました(適用要件を満たした場合)。


 改正の内容は下の図の通りです(図は財務省ホームページより転載)。

 控除期間13年が適用されるのは、注文住宅の場合は令和3年9月末、建売や分譲住宅の場合は令和3年11月末までに契約を締結した場合になります。

 また、所得が1000万円以下の場合には従来は床面積が50㎡以上だった適用要件が40㎡以上へと引き下げられました。

 一人暮らしでマンションを購入する場合には50㎡以下の物件を購入する人が多いのですが、これによって、一人で住む小さめのマンションでも適用できる物件が増えることになります。